「経営の行動指針」を読んでみると、今の時代にあっていると思いました

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経営の行動指針 | 土光敏夫


61歳 | 男性 | 会社員 | papizou

土光敏夫は経団連会長を務めたことがあるので、経営についてはプロといえます。「経営の行動指針」は土光が東芝の社長時代に努めたときに、若手への道標になりそうな言葉を残しています。それをまとめたものが本書です。見開き2ページに土光が一つの指針に対してわかりやすく説明しています。
本書は昭和45年に発行されていますが、新型コロナの時代でも内容は古くなっていません。
好きな名言として「60点主義で速結せよ」があります。変化の時代には完ぺきを求めていると決定が遅くなり、時期を失うのでとにかく60点でもよいので自信をもって行動すべきだという意見には賛成です。決断が早ければ運も味方してくれるというのは勇気を与えてくれます。
また「ひまがないので考えれれないのではなく、忙しい時ほど考えが見につく」も今の時代でも有効だと思います。確かに忙しい人には仕事が集中し、ひまな人には仕事がまわってきません。忙しい人は工夫して効率よく仕事をこなせる習慣がついているので、頼みやすいからです。逆に暇な人はのんびりこなすので、いつまでたっても仕事が早くなりません。
土光敏夫は経営者として優秀ですが、本書は誰でもわかりやすい表現で書かれているので、参考になります。
最後のページで「日新」という言葉が紹介されています。昨日でも明日でもなく、今日という一日を有意義に過ごすことが大事だという意味です。昔を憂いのではなく、未来に希望を託すことではなく、今日という一日を全力で迎えるという教えには感服しました。

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