ウロボロスという作品を読んでみました。最近読んで1番良かった作品です。

児童擁護施設「まほろば」で育った龍崎イクオと段野竜也。この2人には壮絶な過去があった。幼い頃、育ての親であり最愛の人だった柏葉結子を何者か（金時計の男）に殺され、事件そのものを警察に隠蔽された。復讐を誓った龍崎イクオと段野竜也は事件の真相を掴むため、龍崎イクオは警察の道（表の道）、段野竜也は極道の道（裏の道）へと進む。
龍崎イクオと段野竜也は様々な事件を解決しながら金時計の男を突き止めていく。時には、公安警察に「まほろば」の正体を知ることを封じ込められたりするが、龍崎イクオと段野竜也はあらゆる手段で金時計な男の正体を知ることになる。
そして、金時計の男の正体は、北川貴一郎（北川警視総監）だった。
「まほろば」という施設で行われていたのは、違法の臓器売買施設だった。
「まほろば」という施設で行われていたことを隠蔽しようとする警察、それを暴こうとする2人が戦っていく物語はストーリーが一貫性があり、物語の主人公龍崎イクオと段野竜也に気持ちが乗り込んでいき、北川警視総監との戦いは心臓がバクバクするくらい面白いです。
龍崎イクオと段野竜也の2人のラストにも注目してほしい。
警察についてかなり詳しくかかれているので、興味ある方は読んでみてほしいです。