何度も読み返している「博士の愛した数式」は、いつも新鮮さを失っていません。

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博士の愛した数式 | 小川洋子


62歳 | 男性 | 会社員 | papizou

博士には交通事故による後遺症が残っています。記憶が80分しか持たないので、日常生活に支障が起きています。そのために派遣された家政婦と息子との不思議な関係が小説で描かれています。
最初読んだときは、素数や完全数に関する話題や数式が文章に展開されているのが面白いと思いました。さらに家政婦の息子の頭の形からルートというあだ名をつけるユーモアも博士にはあるのかという印象でした。
忘れる記憶を覚えつように家政婦さんが孤軍奮闘しますが、博士は気難しく無頓着なところもあるので、病気をもっていますが、変人を相手に大変だなという思いで読んでいました。
家政婦さんは仕事とはいえ、博士の病気を理解するだけではなく、数学にも興味をもって応対するところは、友情のような関係が構築されていく流れになり、どんどん引き込まれていきます。
息子も博士に対して父親のような感情と数学に対しての興味がますので、このまま永遠に続けばいいのにと思っていました。最後は息子は数学の先生になったのは、感動してしまいます。
何度も読み返していますが、博士は家政婦さんに出会えて最高の人生を送れたという印象は不変です。主要な登場人物は3人だけですが、心温まる話がいくつも重なっているので、十分楽しむことができます。

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