ホモ・サピエンスとホモデウス 人間の進化を新しい、さまざま観点で書く。

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ホモサピエンス、ホモデウス | ユヴァル ハルリ


33歳 | 女性 | 会社員 | 志摩子

人間の進化を多角的に新しい視点で書いた名著です。
まず、ホモ・サピエンスでは人間の進化の段階を、認知革命、農業革命、科学革命に分けて考えが書かれています。
認知革命では人間が狩猟民族だった時代、農業革命は農耕民族になった時代、科学革命は産業革命です。それぞれ、時代背景を元に、科学的観点や宗教や人間の価値観や動きなど様々な視点が書かれています。
私は歴史が好きなのですが、今までは、歴史の教科書と言えば、流れをただ辿り、その個々の事象について学ぶと言うのが多かったと思います。しかし、本著では人間を科学的観点や心理的観点や価値観、宗教などにも触れ、それらが人間の考え方や動きにどう影響を与えたか書かれており、なかでも特筆すべきは科学的観点と心理的観点だと思っています。ここは新しい観点でした。読んでいると、様々な観点が集まって歴史書を読んでいる感覚になります。

また、ホモデウスでは、これから人間がたどると思われる道が書かれています。
私が衝撃を受けたのは、人間は脳のアルゴリズム(プログラムされた流れ)に支配されており、興味から何から決めてしまうと言うです。言われてみればそうなのですが。
今後は臓器等を入れ替え、生きながらえる神のような人とそうで無い人に分かれてしまうかもしれないそうです。

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