「三匹のおっさん」は現代の明るい必殺仕事人のようなイメージ。

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三匹のおっさん | 有川浩


47歳 | 男性 | 会社員 | たみー

個人的に時代劇の中でも必殺仕事人が大好きだったのですが、実際この小説を読んだときに現代の必殺仕事人と言うイメージを持ってしまいました。
それも、殺し屋と言うのではなく、町内に潜むちょっとした悪を還暦を超えた3人のおじさんが解決すると言う日常に近いところが、必要以上に親近感を覚えたところです。
そして、町内に起こるトラブルというのが、不思議な位現代社会のトラブルを反映していて、誰でも確かにそんなことあるよなと思うところがまたまた読んでいる側の共感を呼びます。
また、私のような団塊ジュニアの世代にとっては、子供の頃に読んだズッコケ3人組のようなイメージも持たせてくれます。
要するに、完全なヒーローでは無いのですが、世の中の矛盾に対して真っ向から立ち向かい、自分なりの手法で解決していくと言うところが痛快で楽しいのです。
そして、悪党を成敗するにあたって、それぞれの3人のおじさんの特技がまたまた親近感があります。剣道、柔道、趣味の範疇の電気工事。
ある意味コメディーのようですが、実際に捉えている悪の姿と言うのは本当に実態に近く、このギャップがなんともいえないところです。
まだまだ続編を書いて欲しいなと今から楽しみにしています。

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