正にファンタジーという感じで素晴らしい「ロードス島戦記」。

「ロードス島戦記」は、剣と魔法の世界という感じの、正にファンタジーという世界観で大冒険を繰り広げる物語です。
世界観的には、ドラゴンクエストが非常に近いと思うので、そういう感じの作品が好きな人は絶対にハマると思います。
主人公は小さい村に住むパーンという青年で、父親は神聖王国ヴァリスという国の騎士でしたが、任務中を捨ててまで襲われた人々を助けに行き、戦死したという事情により騎士資格を剥奪されて、母親とヴァリスを離れなければなりませんでした。
パーンは幼馴染のエトと魔術師のスレイン達と共に旅をすることになり、エルフのディードリットと出会います。
パーンとディードリットはお互いに惹かれていき、恋仲になります。
そして、敵国であるマーモとの戦に参加したり、ドラゴン退治に加わったりしながら成長していきます。
また、旅の途中で色々な個性豊かな仲間も出来、色々な困難に立ち向かっていき、唯一無二の英雄になっていきます。
呪われた島と呼ばれているロードス島を舞台に、パーン達の波乱万丈な冒険が繰り広げられているので、飽きることなく全7巻ということで長いストーリーですが一気に読みきりました。
RPGのように冒険を繰り広げる感じが面白く、仲間たちとの厚い友情なども描かれていて感動的なシーンもたくさんあります。