「夢中さ、きみに。」で話題になった和山やま先生の作品「女の園の星」を読みました。

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おすすめする本

女の園の星 | 和山やま


23歳 | 女性 | 会社員 | 岩

「夢中さ、きみに。」にもあった和山先生独特の雰囲気が作品全体にあって、読んでいてとても心地の良い作品でした!
お話の展開としては大きく派手なことが起こるわけではないのですが、ところどころに散りばめられたユーモアでクスッとしたり、キャラクター一人一人の解像度の高さに感心したり、細かいところがすごく魅力的な作品です。
特に主人公の星先生にはプライベートがあまり分からずミステリアスな雰囲気があったり、しかし親近感が湧くこともあったりと、不思議と惹きつけられました。また同僚である小林先生のもとても愛嬌のあるキャラクターの1人です。
設定や展開などに読者に想像の余地を残してくれる作品が好きな人には、とても刺さる作品だと思います。
静かな雰囲気で進んでいくので穏やかな気持ちで読み進められますし、だからと言って退屈もしないテンポの良さでペラペラとページをめくってしまいます。
イラストもとても丁寧に描かれていて、キャラクターの顔や表情などの空気感がとても素敵です。
舞台は女子校ですが、読んでいてなんとなく感じるノスタルジーは高校で学生生活を過ごしたことがある人には共感できるところが多いと思います。
1度読んだら癖になる愛おしさと面白さです!

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