「有頂天家族」は落ち込んでる時や、ちょっとほっこりしたい時にみる本です。

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有頂天家族 | 森見登美彦


25歳 | 女性 | 会社員 | 胡藤

有頂天家族は京都を舞台にした狸達のお話です。作者が京都ご好きなため、作中で京都のさまざまな場所が出てきます。

内容としては、狸兄弟の三男矢三郎のお話です。性格が他の作品ではあまり見ない阿呆でそれを信条としてる節もあります。

この矢三郎はちょくちょく名言を言います。例えば「永遠のサヨナラ」。

お父さんはたいそう忙しい狸だったため、毎日サヨナラをしていて、ある日も短いサヨナラをしました。

ですが、その日以降帰ってきませんでした。

人間達に鍋にされて食べられたからです。

あの時はいつもの短いサヨナラだと思っていたのに、本当は長い永遠のサヨナラだったとことな端末を聞いてから知ります。

私たちも、短いサヨナラをたくさんします。

でも、もしかしたら、その中の一つに永遠のサヨナラがあったとしたら、ちょっと悲しいです。

そんな突然のサヨナラでも、誰かと一緒なら時間は必要ですがいずれ癒えます。

癒えて泣いてるよりも阿呆なこともしながら、楽しく笑って生きていた方が、死んだ人にも顔向けできるのかなっと思えます。

狸鍋にした女性に恋をしようとも、鍋を一緒に囲んだ母の命の恩人を、いい人だと思うのも、全て阿呆の血のしからしむるところです。

そんな主人公の出るこの作品が私は好きです。

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