呉方面海上自衛隊第一術科学校とてつのくじら館見学日帰り旅行

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旅行先

自衛隊第一術科学校 | 広島県江田島市


広島県 | 会社員 | 52歳 | 男性 | ビビ呉

2020年1月に呉方面に日帰り旅行に行きました。
目的は海上自衛隊第一術科学校(旧海軍兵学校)を見学すること。
呉駅から小型フェリーに乗って江田島という島に行きます。
そこからさらにバスに乗ってやっとたどり着きます。
訓練に集中するためにこういう田舎に海軍兵学校を作ったそうです。
温暖な気候なのも理由でしょう。
受付で名前住所電話番号、入館時間を書いて敷地に入ります。見学料は無料です。
見学ツアー参加者は多く、大部分がご老人でした。
案内係は海上自衛隊OBのご老人でした。

大講堂です。皇室の人とかも来ることがあるらしいです。

表門は平民門。、裏門は貴族門というらしいです。

これは幹部候補生学校庁舎です。
戦争映画やドラマで度々使われる建物です。
「この世界の片隅に」は呉が舞台でこの学校も出てくるんだそうです。
どことなく東京駅に似ています。山本五十六もここで学んだとのことです。
横長の建物ですが、戦艦と同じ長さにしてあるそうです。
何の戦艦かは忘れました。

教育参考館という海軍の戦争の歴史の展示館です。
この中の物は撮影禁止でした。
海軍の歴代の元帥やら大将やらの写真がズラズラと並んでました。
東郷平八郎とか、先の山本五十六とかありました。
軍服に勲章をジャラジャラと付けています。何だかなぁ、、と思いました。
特攻隊が出撃する前に書いた遺書も多く展示されてました。
皆二十歳前後の青年だと思うが、どれも毛筆で驚くほど字が綺麗でした。
生還してたら習字の先生になれるんじゃないかと思うほどです。
特攻隊として死んで行った人は2.6万人程いるようで、その全員の所属と名前が刻印された石碑がありました。
また、戦時中に喪失した船を示す世界地図がありました。
それこそ無数の戦艦が世界中で沈んでいます。

ちなみに海軍カレーという名物をよく聞きますが、訓練等で潜水艦で出港すると毎週金曜日の食事メニューがカレーだそうです。
これはそうしないと曜日の感覚がわからなくなるからだそうです。
術科学校を後にして呉駅に移動し、これも海上自衛隊の史料館である「てつのくじら館」に行きました。
てつのくじらとはもちろん潜水艦です。
ここもありがたいことに無料です。

潜水艦の中に入れました。
3段ベッドで狭そうな寝室、館長室、作戦会議室、配線や計器の数々等を見学しました。
ちなみに隣には大和ミュージアム(有料)がありますが、時間無くて行けませんでした。
こんな感じで海軍の街呉を満喫して帰りました。

もし戦争がこの世に無ければ、無数の戦艦も潜水艦も戦闘機も空母も作る必要もありません。
特攻隊で死ぬ若者もいないし、遺書を書くこともありません。
軍服来た老人達の写真も無い。防衛費も不要でその分借金は減ります。
そう考えると人間ってホント愚かだなぁ。と思いたくなります。

しかし、それはきっと間違いで、戦争や殺し合いをすることこそが人間の本性、存在意義なのでしょう。
世の中から戦争が無くなることは有り得ないし、戦争によっていろんな技術や経済が発展してきました。戦争が無いと人間は維持できないのだろうと思います。

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