「幸福の食卓」家族の大切さに気付かせてくれる物語

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幸福な食卓 | 瀬尾まいこ


49歳 | 男性 | 会社員 | ジンギスカン

家族の一つの形が綺麗に描かれています。
登場人物は間違いなくみんな個性的ではあるけど、現実でも表面的には典型的な家族って感じでも、大きな悩みを抱えていたり、ちょっと普通じゃない過去があったり、一見じゃわからない家族がであるのかもなって思いました。
そういう意味で、物凄くリアルな家族についての物語であると思っています。
個人的にはお兄ちゃんのキャラが面白く、勉強もスポーツもできるものの、ギターだけは下手だけどずっと続けていたり、鶏も育てているんですが、鶏も凄く好きでクリスティーヌっていう名前をつけてたりします。
何かに思いがとらわれているときは発言も適当なのですが、妹のことを本当に心配していて家族想いだったりするとこがお気に入りです。
こんな兄がいる佐和子は幸せだろうなと思いました。
あと、突如登場した無視できない存在の小林ヨシコ。
彼女が登場したことで、この家族に対していい感じにスパイスを効かせてます。
そして、終盤が結構衝撃の展開になります。
まじか・・・。って感じで。
でも、結果的にはそれで正解なのかなって思いました。
楽しさも苦しさも家族みんなで共有するという、家族の一つの形を見せてもらえたいい小説だと思いました。
自分が家族というものにあこがれを持っていたのでこんな家族もあるんだよという一つの意見を聞いたような気分になりました。 

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