「だいじょうぶ だいじょうぶ」は、とっても心が暖かくなります。

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だいじょうぶ だいじょうぶ | いとう ひろし


45歳 | 女性 | 自営業 | ゆう

生きていることって、実は怖いことや不安に思うことがたくさんあるのだということが、とても分かりやすく描いていると思いました。
小さいときの世界というのは、本当に小さいものです。
その小さい世界から広い世界へと連れ出してくれたのがおじいさんでした。
ですが、このおじいさんというのが、かなりポイントが高いのです。
お父さんやお母さんとは違う、でも大切な存在。その大切な存在によって、どんどん世界が広がっていく過程が、ほのぼのとしていて、心が暖まりました。
男の子が怖いことや嫌なことに直面する度に、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と言ってくれるおじいさん。短いその言葉が、とても心強く感じました。
恐怖や不安というのは、大人になってからも続きます。
でも、おじいさんの、まるで魔法の呪文のような「だいじょうぶ、だいじょうぶ」を聞いていると、不思議に落ち着いてきます。
そして、年月が過ぎて、今度は男の子が眠るおじいさんの手を握って、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という場面で、優しさはちゃんと伝わるのだということが、改めてわかりました。
男の子が、いつか大きくなっておじいさんになったときに、きっと彼は自分の孫に同じことを言うのだろうと思いました。
大人になったからこそ、ジーンと心に響く絵本です。

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