「この本を書くのに10年かかった」で話題となった『少女不十分』を読んでみた

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少女不十分 | 西尾維新


24歳 | 男性 | 会社員 | DEKASUMI

私が『少女不十分』というタイトルで想像したのは、少女として不十分ということでした。少女になりえなかった少女なのかなと、そう思っていました。
この物語は大学に向かう途中の主人公である「僕」がとある少女と出会い、進んでいきます。
主人公が出会った少女はあまりにも「不十分」でした。この言葉の意味は実際に読んでいただければと思います。
作者の西尾維新は「この本を書くのに10年かかった」と仰っているので内容もかなりのものとなっています。言葉遣いが巧妙でまるでこの物語を実際に体験したかのように書かれています。なので私たち読者がかなり感情移入をしやすく、シリアスシーンなどもとてもドキドキしながら読むことが出来ます。私が読んだときは当時大学生だったこともあり、大学に行く途中にこの少女のような子に出会ったらどうしようなどといった心配もしました。もちろん杞憂でしたが。
また、この小説は単行本としてコミカライズもしているので、もし小説を読んだことがないという方や活字が苦手という方には漫画の方から読んでみて気に入ったら小説を読むといった形でもいいと思います。
『少女不十分』は感情移入しやすく、話を理解することが比較的簡単なので誰にでもお勧めすることができる一冊です。

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