京都の豊かな自然と文化あふれる味の旅の魅力

京都は宇治に参りました。

市内から電車で訳30分ほど。
少し外れて京都らしい雰囲気から落ち着いた街並みの広がる街です。

宇治といえば、宇治抹茶、平等院鳳凰堂。
JR宇治駅で降りてすぐ、平等院へ繋がる道には、京都の風情を残した街並み、宇治抹茶を堪能できるカフェ、宇治茶を楽しめる老舗が凝縮し、観光客も多く集まる宇治を堪能できるスポットです。

宇治抹茶スイーツを味わいたいなら、中村藤吉本店は間違いないお店です。
土日には開店前から行列が出来るほどの人気店です。
店内では、宇治茶や宇治抹茶スイーツを購入できる店舗と、抹茶スイーツだけでなく茶蕎麦やうどん、お茶漬けなどの軽食を楽しめるカフェも併設されています。

お店は古民家を改装した建物に日本庭園の中庭が広がり、カフェスペースにはテラスもあるので庭園を眺めながらカフェが堪能できます。スイーツや軽食と一緒に宇治茶を楽しめるのも嬉しいポイントの１つ。

ここは、本店なので限定の宇治茶ゼリー、ほうじ茶ゼリーも食べられます。
私は、日曜日の開店10分前にお店に到着しましたが、すでに行列ができ始めたおり、整理券番号は7番目。
開店してから1回転目で席につくことが出来ました。

夏季限定で販売されている宇治きん氷をいただきました。ほうじ茶と抹茶のシロップをかけて食べるかき氷は絶品でした。

中村藤吉本店から平等院鳳凰堂の方向に歩いていくと大きな鳥居があり、その向こうには平等院表参道が広がっています。
宇治茶のお茶屋さんやおばんざいを堪能できるご飯屋さん、宇治川の隣に構えた風情あふれるスターバックスが立ち並び、食べ歩きながら京都らしい雰囲気を楽しめます。

本命の平等院鳳凰堂に到着しましたら、湖に映った鳳凰堂が待ち構えています。
季節によって紅葉や藤の花といったその時々の植物が楽しめますが、6月は蓮の花が出迎えてくれました。

資料館が併設されており、平安時代から残る鳳凰の銅像や絵画を見学することができます。
平等院横の宇治川沿いも絶景スポットです。夏は川の横を気持ちよく歩くことができます。

秋は紅葉、春は桜がたのしめます。
JR宇治駅から一駅ほどの京阪三室戸駅から徒歩で10分ほどにある三室戸寺は、京都の紫陽花の名所で有名なお寺です。
たどり着くまでも長いですが、寺内の敷地も広くたくさん歩かなければなりません。
しかし、広い敷地に広がる紫陽花の花々は見事で、たくさんの観光客が訪れるスポットです。

石畳の階段を登り詰めると境内があり、蓮の花も見事に咲いていました。
京都の中でもこれほどまでに自然と文化を堪能できる場所は宇治以外にないのではないでしょうか。