パンケーキをもっと深く知るために『パンケーキの歴史物語』

日本では数年前にパンケーキブームがありました。以前ほどではありませんが、まだまだパンケーキは人気のようで、都内にはパンケーキが有名なお店がいくつもあります。クリームたっぷりだったり、ふんわり厚みがあったり、フルーツたっぷりだったりして、どれもおいしそうです。
では、パンケーキはいつごろから人間が食べるようになったのでしょうか。そもそも、パンケーキとなどのような食べものなのでしょうか。そういった疑問に答えていく本です。
パンケーキが登場するのはいつなのか正確にはわかっていませんが、相当古い時代からあったようです。そして、世界各地で食べられています。
面白いのがお好み焼きもパンケーキに分類されていることです。パンケーキとはでんぷん質の生地をフライパンなど平たいもので焼いた食べもののことです。お好み焼きは小麦というでんぷん質の生地を使っていて、フライパンやホットプレートなど平らな所で焼くので、ホットケーキの定義にあっています。
『パンケーキの歴史物語』は海外の人が書いていて、お好み焼きについて「日本人はお好み焼きを食べると青春を思い出すようだ」「涙を流す人もいる」といったようなことを書いていました。日本人からするとこれはちょっと違います。外の国から見たのとは違う点が面白かったです。