ホリエモンの新著書「多動力」を読んでみた!レビューが酷かったのでメス入れる!

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本はもっぱら電子書籍派になってしまったのですが、最近はメルカリにハマっており、リアル本でも即メルカリに出せば高く売れるだろうと思ってamazonでリアル本の「他動力」を買おうとしたら1〜4週間待ち・・・。スゴイ。

うんこドリルを抜いて1位になる人気ぶりには脱帽である。さすがホリエモン。

仕方ないのでメルカリやヤフオクで中古本を探すもプレミア価格が付いてしまっているので諦めてBookLiveで電子書籍を買った。
電子書籍の一番のメリットはやはり嵩張らないこと。本が溜まると本棚が必要になったり読みかけの本があちこちに散らばることになる。しかし電子書籍ではそれがないというのが一番のメリットでしょう。そしてスマホやタブレットに何百冊、何千冊と入れておくことができる。クラウドで同期されているのでいつでもどこでもどの端末からでも続きを読むことができる。

しかし電子書籍にもたくさんのデメリットがある。代表的なのが、買った本を他人に貸したり売ったりできないことだ。なので、リアル本よりは少し安めの設定だが、結果として高くつくものである。
そして、最大のデメリットは、、、嵩張らないから買ったことを忘れてしまい、電子書籍内で積ん読状態になってしまっている点だw

自分も他動力を買ったまましばらく忘れていたw よくよく見ると、他にも買ったまま読んでない本がたくさんあったw 電子書籍ならではのデメリットでしょうね。

前置きが長くなりました。本題に入ります。

ホリエモンの本は何冊か読んだことがあるのですが、今回のは総集編?(毎回総集編のような気もするが・・・)のような感じ。ホリエモンがどんな人間でどれだけ効率よく仕事をするかということを書いてある著書です。

この本を読んで、「ほほぉ〜〜〜」と思うか、ケチつけるかは読む人の人種によって真っ二つに別れるでしょうね。
例えば、企業で長年勤めてきてやっと部長や課長になったような人は「前科者が何言ってるねん。」程度の感想しか抱かないでしょう。
逆に、ITを使いこなし、今流行のノマドやスマホに興味がある層なんかは「さすがホリエモン!今日からマネしてみよう!」となるでしょう。
もちろん全てが全て共感できるわけではないが、自分の感想としては「さすがホリエモン!」である。

読み終わってから改めてamazonのレビューを見てみたのだが、こういう人が読むとそういうことになるんだな〜というおもしろいレビューがあったので紹介したい。

【私が矛盾を感じた点】
ここからは、期待はずれだったポイントをあげます。

まず「電話してくるやつは時間泥棒」だと書かれているのですが、これは状況によりますよね。

今の時代になんでわざわざメールでも済むことを電話してくるか、それは「すぐ回答を得ないと進まない仕事がこっちにあるから」なわけです。着信履歴を残すのは、「急用なのでお早目に連絡いただきたい」意思表示です。電話をとってもらってイエスかノーかで答えてもらえば済む話でも、わざわざメールを待つというその時間がもったいないわけです。

あとこういう風に効率重視の効率病にかかっている人間の書くメールって、一言で終わってたりしてまたこちらから聞き返さなければならない事が多々ある。それこそ「私の時間を奪わないで」って言いたい。(堀江さんのメールがどういう感じかは知りませんけど)

ホリエモンはジムで走ってる時にでもさえインターバルで歩く時間にスマホで仕事してるのだ。つまり、一般的な人とは違い、常にスマホで情報が入るようにしている。むしろ、メールの返信までに時間がかかってる時は、電話にも出られない状況ということだ。

少しネタバレになるが、ホリエモンは同書内で仕事ができる人はメール返信が早いと言っているのだ。
イエスかノーの返事こそメールでも大丈夫なのだよ。論点が違う。電話は相手の時間を全て奪う行為だと言っているのだ。
そして、相手の言いたいことを読み取るという能力も仕事力として重要なのだが、この人ではホリエモンと仕事する資格はなさそうだ。。

また、学生がブラックバイト防止のユニオンを作りデモ行進を行ったというニュースに関して、「なんて非生産的な時間を過ごしているんだろう」「そんなバイトはとっとと辞めればいい」と書いています。これに対しては個人的には賛成する部分もあります。ただ学生たちがブラックバイトに対する声をあげた事自体は意義があったと思いますが。

その後に、なぜか「週刊文春のライターがユニクロのバイトになりすましてブラックな労働環境を暴いた。こんな卑怯な手を使ってまでユニクロを批判し、何か良いことがあるだろうか」と書かれているのですが、そりゃ週刊文春のライターにとっては「記事が話題になって部数が伸びる」という良いことが待っているでしょう。週刊文春のライターの目的はユニクロを批判することじゃなくて、話題になる記事を書いて部数を伸ばすことですから。
さらにその後に「牛丼屋のバイトだろうが、電通だろうが、「辛い」「嫌だ」と感じたらやめればいいだけだ」と書かれており、本当に空気が読めない、言っていいことと言ったらまずいことのギリギリのラインがわからない人なんだなーと思いました。

本当にこの人は石の上にも三年タイプで頑張ってきたサラリーマンなんだろうな〜と感じた。
金がなくて困ってるのであればブラックバイト辞めて違うバイトに移ればいいと言っている場面である。そして、結果ブラック企業は淘汰されるという内容。デモ行進なんかしなくてもバイト辞めるだけでブラック企業にダメージ与えられるのでそんな無駄な時間を過ごすなというメッセージなのだ。理解力がないな。

そして何よりホリエモンは経営者だ。全て経営者目線で物事を見ている。企業にとって一番めんどくさいのは、会社の一面だけを見てブラックだとかメディアが騒ぎ立てることだろう。いくら部数を伸ばしたりするためだとはいえ、覆面バイトまでして内部調査する必要があるのか?自分もこの行動には理解できない。

自分が多動力を発揮している脅威の1週間スケジュール詳細()を公開していますが、別にたいしてあらゆる業界の様々な仕事を平行しているように思えない。昼は仕事して夜は飲み歩いているだけ。その飲み歩きの時間にコンビニ弁当と冷凍食品で済ませて別のことやったらもっと効率がいいんじゃないですか?自分でグルメ評価サイトを運営しているから仕事につながっているという言い分なのかもしれないけど、それこそ飲み歩き、食べ歩きでレビューを投稿してもらうのは他の人に頼めばいいですよね。

極めつけはこれだ。ホリエモンは楽しく生きることに重点を置いた生き方をしているのだ。コンビニ弁当を食べて、食べ歩きレビュアーを外注するって、、、この人はこの本から何を読み取ったのだろうか・・・。全く理解力がないのだろう。

本の中でも書いてますが、堀江さんは自分が編集者にインタビューしてもらって本をまとめてもらっているそうです。
自分で執筆作業はしていません。

これについてもホリエモンは、全力で1年以上かけて本を書く必要もなく、こういった手法で書くのも執筆手段のひとつだと言っているのだ。

こういうレビュー書く人って自分は本を読んでません(内容を理解できません)と公表してるだけだよ。。。
ほんとに勉強になる本なのでホリエモンアレルギーじゃない人はぜひ読んでみてください。

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